代表・管理者 西川 貴子(にしかわ たかこ)
私は、20年以上急性期病院で勤務してきました。集学的治療が進歩する医療情勢の中で、医療依存度の高い方の退院支援に携わってきました。自宅で不安なくすごしていただけるように病院での処置は、地域の訪問看護師さんにバトンを託してきました。しかし母の介護を経験し、自分も地域でバトンを受ける側になって、住み慣れた自宅で過ごす方のお手伝いをしたいと強く思うようになりました。
そして、長年勤務した病院を退職し訪問看護ステーションおひさまの開設に至りました。前の施設では信頼する仲間がたくさん存在し、やりがいもあったのでとても迷いましたが、自分の夢を実現したいと思いました。
長く寝たきりだった母を思い出すと、母は「良く生きる」を満足してくれたのだろうかと考えに耽ります。
自分の人生も含め、利用者の方の「良く生きる」を追求し共に考え、アイデアを凝らしながら、急性期病院で培ったスキルを地域で生かしたいと考えています。